腰痛や肩こりで辛いとき座薬の使い方の注意点│豊島区の池袋整体ゆっくり
2018年 5月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
今回は痛みどめの飲み薬が効かない方から聞いた座薬についての豆知識です。
手足の痛みやしびれ・膝の痛み・肩こり腰痛などで整形外科に行ったとき。
出されることが多い飲むタイプの痛み止めの薬の代表が以下のものです。
- ボルタレン錠
- ロキソニン錠
- セレコックス錠
頭や肩などの痛みを感じやすくさせる物質のひとつが、プロスタグランジン。
この物質がつくられることを抑えることで、痛みを和らげる。
それが薬の目的ですが、これらが効かない方が数名います。
あるお客様の場合。
刺すような痛みやビリビリするような神経性の痛みに効果があるとされるリリカカプセル。
これも効果がなく、唯一痛みが和らぐのが座薬です。
錠剤に比べて座薬は効能が強いため、ボルタレンでも座薬なら効果があるとのこと。
4~5日微熱が続き、胃腸の具合も悪いある日。
便に出血が見られたため、念のためと泌尿器科へ行かれました。
検査したところ異常はなく、お医者さんいわく大きな問題はなし。
そこで思い当たったのが座薬です。
座薬の保管方法で推奨されるのが以下の場所。
- 直射日光を避けた暗い
- 湿気の少ない乾いた
- 涼しい
ふつうは冷蔵庫に入れることが多くなります。
ただ2月頃は寒かったこともあり、冷蔵庫から出したばかりの座薬は硬かった・・・
先端の尖ったところや横の部分もザラザラと硬く、それが肛門を傷つけていました。
入れた座薬のすべてが身体に行き渡るわけではありません。
便と一緒に少し排出されるので、白いものが混じります。
それがこの方の通常の様子。
調子を崩したときに混じっていたのは白でなくオレンジ色。
それで血が混じっていることに気づくのです。
今回は内臓に問題はなくて、肛門周りが傷つけられ炎症が起きた。
続いていた微熱やお腹の不調もそれが原因だったようです。
冷蔵庫から出したあと、時間が経ってから座薬を使うようにしたら体調も戻りました。
- 身体が重だるい
- 微熱が続いている
- 下痢や便秘気味でお腹の調子が良くない
それらがあるとき薬の扱い方も関係することを、今回教えていただきました。
不快な症状の原因が身近なところにあったケースの紹介でした。
ふだん使用している座薬を写真に撮らせてくださったI様 ありがとうございました!
今日も平穏な1日でありますように