ストレートネックが頭や首の痛み・辛さの原因とは限らない 池袋整体ゆっくり
2020年 8月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
ストレートネックとは首の骨(頸椎)にあるカーブが少なくなってまっすぐに近くなることです。
「スマホ首」「スマホネック」といわれたりすることからも現代病になってます。
首肩こりが辛くて向かった整形外科でレントゲンを撮影。
「ストレートネックですね」といわれ、かなりショックを受けたというお客さまがいます。
- 白衣を着た医師がそばにいて、その事実を伝えられる
- 自分の首の骨の画像を、自分でみて確認する
この2つのインパクトの大きさから「だから痛みや辛さがあるんだ」と思うのは自然なこと。
ですが、ストレートネックが必ずしも首の痛みや肩こりの原因とは限りません。
それは『ストレートネック』(大幅に内容や写真を変えてリニューアルしました)でも触れてますが、画像でストレートネックとわかった人のすべてが首や肩こり・しびれなどの症状があるわけではないからです。
頸椎(首)が歪んでいる・カーブが少なくなっている・椎間板(骨のあいだにあるクッション)が薄くなっている。
そう診断されたという方はお客さまのなかにも少なくありません。
施術の効果もあるかとは思いますが。
ストレートネックの人でもずっと痛いのか・手にしびれがあるのかというと、日によって症状が違うことがあるのです。
- 肩こりがけっこう気になる日もあれば、翌日は違ったりする
- 朝はそんなでもなかったけど、夕方頃からだんだん首の痛みや張り感が強まってくる
もしストレートネックだけが不快感や不調の原因だとしたら?
日時によって症状は大きく変化しないのでは思います。
首肩があまり気にならないとき。
レントゲンを撮ったら歪みは治っているのかといえば、おそらくストレートネックです。
痛みや不快感が強いとき。
レントゲンを撮ってもストレートネックです。
だったら画像検査は意味ないの?というと、とても重要なものになります。
それはレントゲン検査は、ストレートネックだけを調べるものではない点。
骨の形やカーブだけでなく、骨にできた腫瘍・カラダに大きな病気が隠れていないか。
それらをチェックしてくれているからです。
- 何日も手のしびれが続いている
- 手を握ったり指を動かしたりするのがやりにくい・力が入れにくい
- 肩のこり感や不快感がなかなかとれない
そんなときはまず整形外科や専門の医療機関に行かれることをオススメします。
ストレートネックと診断されたとき。
痛み止めや湿布以外にも、理学療法士からリハビリを受けたり、低周波などの器具による治療など選択肢はいろいろあります。
大きな病気が隠れていないならば、整体も選択肢のひとつです。
医師から話をされたときはショックだったけど。
カラダの使い方やクセなど、長年の習慣化されたものや蓄積されたダメージが首に出たんだな。
仕事のやり方や姿勢にムリはなかっただろうか?
そう自分を振り返って、これからカラダを労りながら使っていくためにできることを探しはじめている方もいらっしゃいます。
それでは今日も平穏な1日でありますように