整体研修での学び 本質を理解する大切さ丨豊島区の整体院 池袋整体ゆっくり
2024年 5月
こんにちは
豊島区にある池袋整体ゆっくりのまつもとです。
5月の整体研修を終えました。
お客様からときどき「研修ってどんなことやってるの?」と聞かれることがあるのですが。
継続している内容をひと言でいうならこんな感じになります。
「身体にもともと備わっている能力を引き出す訓練」
そのために必要なのが教えてもらう身体操作の「本質を理解する」こと。
例をあげてみますね。
講師に手首をつかんでもらい腕を揺らされてみる。
その感覚を味わい、講師相手に同じようにやってみる。
これは形だけのマネなら整体師でなくても簡単にできてしまうところが落とし穴。
- 周りからもできてるようにみえてしまう
- 本人もできてると思ってしまう
今自分のやったことはどうだったのか。
そのことを確認する「検証作業」が必要になります。
- 講師が行ったように動きのなかに必要な機能がともなわない
- 講師のものとぜんぜん違った
そう指摘されたとき。
素直に受け入れられないと、取り組む労力や時間がムダになる可能性があります。
重要なことなので繰り返します。
それっぽく形を真似るだけだと上達できません。
その動作・施術に隠されたもの(本質)を理解できていないからですね。
むしろいい加減に腕を揺らすことで変化のないだけならいいのですが。
やり方によってはダメージを与えることにもなりかねない。
そんな危険もはらんでいます。
- 相手に触れるときになぜその形をとるのか
- なにを狙ってその部位を動かしているのか
- どのような変化を促そうとしているのか
- 相手との距離感や関係性のあり方(物理的な距離の問題ではない)
整体研修は単にあれもこれも知ってるといったテクニックを増やすのが目的ではなく。
本質を理解するための学びの場なのです。
むしろ本質をつかめたのなら、講師のやり方と同じ形でなくてもいいのかもしれません。
今回の腕を揺らすという課題。
簡単でわかりやすくみえるから、なおさら難しい。
考えすぎるとできなくなり、無意識だとできやすい。
ただなにも考えないままだとそれもまたダメでして。
ひたすら数をこなせばいいわけでもなし。
そのあたりをどう超えていくか。
ぼんやりとした表現になってしまいましたが。
「研修に行くのは技術のコレクターが目的ではないんだ」
「身体操作を高めることで整体の可能性を広げたいんだね」
そんなふうに感じてもらえたら嬉しいです。
それでは今日も平穏な1日でありますように