池袋で肩こり解消する整体院┃呼吸や身体が楽になると評判の池袋整体ゆっくり

肩こり


更新日 2025年3月13日 

【はじめに】

 

国民病ともいえる肩こり。

「病名」ではなく首から肩や腕までの「症状」をあらわすものですね。

 

こり・張り感・重い・だるい・痛い・つっぱる・なにかが乗っているなど。

 

筋肉が硬いほどより辛さを感じるというものではなく、不快な状態の感じ方はそれぞれ違います。

 

肩こりの原因はいろいろありますが。

池袋整体ゆっくりでは日常動作(身体の使い方)に注目しています。

 

同じ負荷の仕事をしても、人によって疲れ方やこり具合は違うから。

 

動き方や姿勢に出るその方の個性。

整形外科テストではわかりにくい個人の特徴や傾向。

 

そういったところに肩こり解消のヒントが隠れていることが多いです。

 

池袋整体ゆっくりオープンのボードとスマイル缶の画像

こんなお悩みはありませんか?

  • 首を圧迫するもの、首からぶらさげるものが苦手 (タートルネックの洋服・ネックレスや社員証など)
  • 首・肩を動かしたり、回すとゴリゴリ音がする
  • スマホを持つ腕や肩が重い・疲れる
  • 肩甲骨まわりの痛みや重さ・背中のつっぱり感
  • 首の寝違えでないのに、頭を動かしにくい・動かせる範囲が狭い(呼ばれて振り向くときが辛い)
  • 頭を横に倒して伸ばすと筋肉がちぎれそうな気がする
  • 眼精疲労が続いている
  • 肩こり対策の運動をしても効果がない

お客様の声 

N・O様 40歳代 お住まい 豊島区

池袋整体ゆっくり お客様から頂いたアンケートの画像

 

1カラダに対してどのようなお悩み、不安がありましたか?

  • 肩・背中・腕のつけ根・腰・尻っぺた~膝裏~足まで左に比べて右側が痛くなることが多い
  • ずい分(5年以上)前から首が回せない(ゆっくり回しても痛くて回そうとするとかえって首がつって寝違えたようになってしまう
  • 目薬を差そうと上を向くと痛くて怖い感じがする
  • 右腕(肘~先)を背中側にまわすと右肩の中の方がつっぱる感じがして左と違って後ろに回わらない

 

2施術を受けられてどのように変わりましたか?[特に良かった点がありましたらご記入ください]

  • どこの不調(痛み)がどこに原因があるのか、どこから治していけばいいのか、全くわからなかったのですが、施術を受けるごとにどの部位も以前より動きが軽く動く範囲が広くなりました。
  • 肩甲骨周りだけでなく、体の前面の鎖骨、肋骨、脇の下などの硬さが肩や腕の動きにくさ(痛み)につながっていることを実感しました。
  • 話しやすい雰囲気なので、自分の体のどこのどんな不調が気になっているのか気軽に相談でき、安心して施術を受けられるので、かかりつけのお医者さんのような感覚で通わせていただいてます。毎回同じ方に診てもらっていると今までの経過や施術による変化もみんな把握してくださっているというのも安心の1つです。
  • 気づいたら首も普通に回わせるようになり(今までは首を動かす時はコワゴワしていたりなるべく動かさないようにしていたのですが)、目薬を差すのもふつうに上を向いてできるようになりました。
  • 鎖骨の下(胸の上)辺りがコチコチで固くなっていたのがやわらかくフワフワした感じになりました。
  • 自分でできる体のほぐし方やストレッチの仕方などもアドバイスしていただけるので後戻り(?)しないよう維持できるのもいいなと思ってます。
  • 以前より痛みがなくなったり、動かせる範囲が大きくなったところはずっと続いて今でも後戻りせず、いい状態が続いているのでコジらせていた期間が長かったのにすごい!といい先生に出会えてよかったと思ってます。

 

3その他特に印象に残ったことがありましたら、どんなことでも結構ですのでご記入ください。

 

施術を受けた後の変化や痛みなどで不安に思った時にも相談しようと見える雰囲気だったこと。

そして相談したらわかりやすく説明していただけたので前より安心し信頼して通えるようになりました。

 

※お客様個人の感想になります。

  効果を保障するものではありません。


肩こりの原因

【肩の主な病気】

 

いつもと違う作業で肩を使いすぎたため、一時的に肩こりになった。

寝たら和らいできた。

 

そのようなケースでなく強い痛みやしびれ・不快感が長く続いている場合。

これらのことが原因で肩こりを感じることもあります。

 

  • 変形性頸椎症
  • 頸椎椎間板ヘルニア
  • 胸郭出口症候群
  • 肩関節周囲炎(五十肩)
  • 腱板断裂

【肩こりに関係する代表的なもの】

 

これらがお互いに関係してくることが多いです。

 

  • 筋肉・筋膜のこわばり (隣り合うもの同士が強くつながることで、縮まる伸びるの動きが制限される)
  • 関節・骨格の歪み (骨がスムーズに動けなくなるため、骨を動かす筋肉の負担が増える)
  • 内臓の不調 (内臓を守ろうとする防御反応により、無意識に身体が力む・力が抜けなくなる)
  • 不良姿勢 (極度の猫背や反り腰は常に緊張を強いられ、リラックスしにくくなる)
  • 事故・転倒 (強い衝撃により神経や筋肉がダメージを受ける)
  • ストレス (積み重なることにより身体の修復機能が弱められていく)

肩こりになるメカニズム

 

肩こりだけでなく腰痛などの症状にもいえることです。

多くの人に当てはまる引き金(トリガー)「緊張」。

 

緊張強いられる状況や場面・状態で身体はストレスを感じるのはよく知られていますよね。

 

  • 満員電車・デスクワークによる長時間同じ姿勢
  • 苦手な人と同じ空間にいる
  • ニオイや温度湿度が合わない環境
  • 立位での重労働
  • 乗り物の運転など危険をともなう作業

 

積み重なったストレスにより交感神経の緊張が進み、血管収縮がおこり血行不良へ。

痛みを抑えているセロトニンの働きも弱まるので、痛みに敏感になっていくなど。

 


【身体の使い方の癖】

 

あわせてその人の「使い方の癖」が強調されます。

 

身体のある部位が動きすぎか、動かなすぎ。

どちらかに偏りすぎるとバランスが崩れます。

 

  • 頭が前に出る(頭位前方)
  • キーボード操作のとき自然に首に力が入る
  • 肩や肘を固めて使う
  • 肩が持ち上がる(肩甲骨の挙上)
  • 指や手首だけが動きすぎる
  • 目を力ませる・瞬きが減る
  • 眉間に力が入る・シワが寄る
  • 歯の食いしばり(咬筋の緊張)
  • 舌(ベロ)のこわばり
  • 喉をしめる
  • 呼吸が浅く早くなる
  • 猫背や反り腰で腰や背中・みぞおちに力が入る
  • 足の指が力む

【局所に負担が集中】

 

時間経過とともに各部位でダメージが蓄積。

「弱ってる部位」に症状が出やすくなります。

 

  • 目なら眼精疲労
  • 口なら顎関節症
  • 耳ならめまいや聞こえにくさ
  • 首なら首こりや頭痛・手のしびれ
  • 肩なら肩こり他

 

知覚できるものにあるのが優先順位。

上位のいくつかのものが自覚症状として出やすいです。

 

(感じていないだけで問題は出てる可能性もあります)


【強さの差が大きいとき】

肩こりや腰痛の話をするのに必要な破れたズボンの写真

 

穴の開いたズボンの写真をご覧ください。

ここからわかることが2つあります。

 

  • 補強されて硬いところは構造的に強い
  • まわりの部分は弱い

 

均一なものに比べ、強さや重さの状態に差がある場合。

伸び縮みの繰り返される動きにより、弱い部分にダメージが出やすくなります。

 


【頭と胸郭・首】

 

頭蓋骨や胸郭は、重さがあり動きが少ないため強い部分です。

そのあいだにあるのが首。

大きく動けることは首のメリットですが、構造的には弱い部分。

 

腰と同じように負担が集中するので、首も辛くなりやすいところです。

 

また事故や転倒による強い衝撃を受けた場合。

上部頸椎と頭のつなぎ目が「ゆるくなり、不安定」になることがあります。

 

 

足首や膝・股関節・骨盤などの下半身の部分も大切です。

ここに柔軟性がないと、日常動作のなかで衝撃が直に頭に入りやすくなるから。

 

頭が揺さぶられないように無意識に顎や首を力ませるので、ダメージを受けます。

身体の「各部分にクッションの働き」があるのが理想です。

 


池袋整体ゆっくりの肩こり解消の考え方

【胸郭の働きを整える】

 

かご状の器である胸郭のなかにある2つの大切な臓器がこちら。

 

  • 心臓(循環)
  • 肺 (呼吸)

 

胸郭はこれらを守るためにある骨の鎧なんですね。

 

肋骨や胸骨がつくので胸椎(胸の背骨)は首や腰の背骨に比べて「動きにくくなる」のが特徴のひとつ。

そのため施術では胸郭に柔軟性をとり戻していくことを大切にしています。

 

骨格模型で胸郭を示す画像

【呼吸の働きを整える】

 

呼吸に関係する筋肉をシンプルに説明するとこうなります。

 

胸郭がメインで、首の筋肉がサブ。

 

大切なことは2つです。

 

  • メインがしっかり働けていないとサブの負担が増える
  • 首の筋肉は呼吸にも関わっている(ムチ打ち事故でダメージを受けやすい胸鎖乳突筋や斜角筋など)

 

首の主な役割は頭を支えること。

 

それだけでも大変なのですが、肋骨まわりがうまく働けないとき。

呼吸をサポートしようとして首の仕事が増えるので疲労しやすくなります。

 


【鎖骨は重要な施術ポイント】

 

鎖骨は当店で重要視している施術ポイントのひとつ。

ここがうまく働けずに生活している人が多いからです。

 

鎖骨まわりは背中に比べてデリケートな部分になります。

 

  • 筋肉が薄いこと
  • 烏口突起がある(肩甲骨の一部)
  • 鎖骨自体が折れやすい
  • 首の骨につく筋肉が付着する
  • リンパが血管に合流する

 

胸鎖乳突筋は鎖骨に。

斜角筋は鎖骨の下の第一番目と二番目の肋骨についてきます。

 

不用意な強揉みは避けながら、鎖骨に柔軟性が出てくるようにアプローチ。

ここが柔らかくなると首の筋肉もほぐれやすくなりますよ。

 


【道具も使う施術】

 

点で押すと危ないので手のひらや寝かせた指で押すことが多くなる肋骨の部位。

当店ではある程度の大きさと重さを持った道具で圧をかけることが多いです。

(マッサージガンではありません)

 

 

「それ、どこに売ってるんですか?」

 

と聞かれたことがありますが、自分で作ったものになります。

常連のお客さまは「ああ、あれね!」とすぐおわかりになるかと。

 

これを使うようになってから施術効果が高まりました。

押しにくい部分に圧をかけやすくなったのが大きいです。

 

また痛みを和らげる工夫として、着衣のままでホットストーンを使用することもあります。

どちらの道具も皆さまの反応がいい感じで嬉しいですね。

 


【問題はあるのに肩こりしない場合】

 

首肩が固い人のすべてに症状があるとは限りません。

 

首や肩甲骨周りがガチガチに硬い。

なのに「肩こりしないんだよ」という人っていませんか?

 

感じる働きをする神経への血行不良がある場合。

肩の重さやこり感を自覚できないことがあるのです。

 

辛さを感じないならそのほうがいいよね。

そう思われるかもしれませんが、身体の情報(筋肉の緊張)は脳に送られ続けます。

 

肩こりを感じなくても脳のストレスや疲労につながることがあるんですよ。

 

  • スッキリしない
  • 疲れがとれにくい
  • 肩以外の場所に不快感がある

 

大きな問題がなくて肩こりしないは◯

問題があるのに肩こりを感じないのは△

 

後者の場合なら少し注意が必要です。

 


【ストレッチの注意点】

 

首や肩こりを和らげたいときの対処法といえばストレッチ。

次のような目的で程よくやれると効果的です。

 

  • リラックスするため
  • 呼吸を整える補助として
  • 身体の各部位のバランスを整えるため

 

反対に、「一部分の」可動域をただ広げるための対策としてやる場合。

マイナスになることも。

 

  • 動きすぎることで関節が不安定になる
  • 動くところと動かないところの差が大きくなってしまう
  • 限界近くまで伸ばそうとして靭帯に負荷がかかる
  • 可動域広がっても動きやすいところを中心に動く癖は変わらない

 

筋トレも同じですが、「やり方」が大切になります。

 


【おわりに】

 

日常生活のなかで首肩への負担を減らしていきたいとき。

ご自分の身体の傾向や動かし方の癖や特徴を知ることも大切です。

 

「そんなこと今さら・・」と思うでしょうか。

それとも「今から!」と思うでしょうか。

 

 

知って身につけると頼りになる!

 

 

それが身体の使い方です。

池袋整体ゆっくりオープンのボードとスマイル缶の画像

【記事を書いた人】 松本健之